5.悪質なSIに気を付けましょう!

産業用ロボットを初めて導入される企業は、付き合いのある商社やメーカーにいくつかSIを紹介してもらうと思います。
しかし、SIによっては、エンジニアリングと設計、検証が中途半端、もしくは行ってくれない場合があります。
そうなると、製品の大きさや形状によってはロボットが届かなかったり、ロボットの姿勢によってはケーブルやホースが切れそうになったり、加工後の製品が不良品だらけになったり等の問題が起きます。

 

全国の工場を回っていると、「ロボットが工場に設置された段階で、テストもせずに検収してしまい、ロボットを動かしてみたら加工がうまくいかなかった。

今はほとんど稼働していない。」とのお声を聞く事がよくあります。
SIを選択される際は、決してコストだけでなく、そのSIがどこまでやってくれるか、実績があるかをよく調べてから発注する事が重要です。

ホームページ上に「産業用ロボットならまかせてください」の様な記述があっても、本当に実績があるかは分かりません。
十分な注意をしていただきたいです。


弊社に問い合わせて頂ければ、良いSIの紹介だけでなく
ロボットにまつわる様々な事の相談に乗らせて頂きます。