Q.どういう点でやりがいを感じますか?

工場におけるロボット化は40年前からずっと成長し続けてきました。

しかし、物流倉庫におけるロボット化はまだほぼゼロの状態です。
一方、働き手が見つからない状態は工場よりも倉庫が深刻です。

ここに、私たちが開発したピッキングロボットが大量に導入されるのはまさに社会問題の解決であり、非常にやりがいを感じています。

なぜ工場のロボット化ができて、倉庫のロボット化ができなかったかというと、一番大きな違いは、工場のラインに来るものはほぼ単一品種で決まっていて、倉庫には何千何万品種が来ることにあります。
単一品種であればメカによる位置決めができるので、目がなくてもティーチングで覚えた動作で完結しますが、倉庫の多品種については、メカによる位置決めができないため、3次元の目は不可欠です。

そして、多品種に対してロボットペンダントを使ったティーチングも現実的ではありません。
また、3次元の目を使っても、それぞれの品種に合わせてパラメータを調整することも、それぞれの品種の3次元モデルやマスタ情報を登録することも膨大な工数がかかるので、実用的ではありません。

当社は長年3次元の目を研究してきており、これらの問題を一気に解決する、マスタレス・ティーチレスのデパレタイジング・パレタイジングロボットを開発しています。
これによって、物流倉庫で機械装置化という革命を起こせるのではないかと考えています。非常にやりがいのある仕事です。

また、「YCAM3D」は世界で初めてのロボットハンド搭載の小型軽量3次元カメラであり、歩くピッキングロボット・溶接・加工・組立などで従来夢だったアプリケーションが実現できるようになるので、非常にやりがいを感じています。

 

 

今回は以上です。

 

弊社に問い合わせて頂ければ、良いSIの紹介だけでなく
ロボットにまつわる様々な事の相談に乗らせて頂きます。