まず、最近のハード(ロボットやその周辺機器)は非常に優秀で、導入に値する能力を持っています。
今までは「繰り返し精度」だけが取り柄だったのが、サーボモーターの発達により、加工で重要な「軌跡精度」や「絶対精度」が良くなってきています。
また、ロボットの先端に取り付ける周辺機器も「センサー」や「力制御」の発達で熟練者に近づいてきています。
そのため、運搬などの簡単な作業だけでなく、カット・研磨・バリ取り・穴あけ・ミリングなどの今まで熟練者にしかできなかった加工もできるようになってきました。

 ハードはかなりの熟練者に近いレベルまできていると言えます。足りないのは、ハードを簡単・効率的に使う『ソフトの力』。効率的に使えていないという事です。
続きは明日♪